授業を担当される先生より「学生が目の前にいるかのような、臨場感のあるオンライン授業をしたい」との要望をいただきました。どのようなセッティングを行ったかをご紹介いたします。
正面の大型ディスプレイに学生の顔を表示
- 対面授業では当たり前の「学生が目の前にいる環境」を再現するために、普段は学生が座っている聴講席の真ん中に、授業者と向かい合うようにして電子黒板の大型ディスプレイを設置しました。ここに学生の顔を大きく映しだすことで、臨場感のある空間を作ることができました。
- 授業中にホワイトボードを使用できるよう、Webカメラを少し距離をとって設置し、授業者本人とホワイトボードの両方がカメラフレーム内に収まるようにしました。
- スライド資料の共有もあるとのことだったので、正面の電子黒板に映った学生の顔がスライド資料で隠れてしまわないよう、PC画面と電子黒板の画面は「拡張」モードに設定し、スライド資料は手元のPC画面に表示してそれをオンライン側と画面共有し、正面のディスプレイには常に学生の顔が映るように工夫しました。