同時通訳設備(各種)

学内には複数の同時通訳設備・貸出機材があります。聴講者数や言語数に応じてお選びください。

チャネル
・言語数
子機方式充電トランク充電時間特徴
パナガイド(ポータブル)使用方法次第
(最大12Ch)
40台無線4ケース約5時間日常的に授業で使用されるためある程度充電された状態で使用可能。
貸出利用が可能で、学内のどこでも同時通訳ができる。
通訳用途以外でも、キャンパスツアーの音声ガイドなどでも使用可能。
204(パナガイド使用時)2同上同上同上同上パナガイドを204で使用する場合は教室常設のコンソールを使用可能。
教室常設の送信機(2チャンネル)も使用可能。
送信設備の準備が不要なので素早く使用できる。
204(LLシステム使用時)1約24台有線充電不要充電不要ですぐに使用できる。
パナガイドとの併用も可能で多くの聴講者に音声を届けられる。
ただし、普段からLLシステムに使い慣れていないと扱いが難しい。
1012+Floor約190台赤外線2ケース(各50台)約5時間×2回転使い方がシンプル。
日英2言語間等のシンプルな同時通訳に適している。
プロメテウスホール3(ピボット可)+Floor約360台赤外線7ケース(各56台)約2時間最大3部屋、6名体制で同時通訳が可能
2言語間の同時通訳はもちろん、ピボット言語を使った同時通訳も可能。

用語解説

Floor ステージ上でマイクを通して話された声(原音)をそのまま流すチャンネルです。通訳者の声を流すことはできません。Ch0として固定されている場合が多いです。会場音と同じ内容のため通常は使用しませんが、特殊な使用方法として、会場の音よりも直接イヤホンで聞いたほうが明瞭に感じるといった方のために補聴器的に使用することなどができます。
ピボット言語 中継言語、リレー言語、ブリッジ言語、ハブ言語などとも呼ばれ、例えば「チェコ語 → 日本語(ピボット)→ 英語」のような通訳で用いられます。通訳の精度や反応速度は下がりますが、2つの言語間で直接通訳できる通訳者がいない場合には非常に便利です。
赤外線式 大きなホールなどで一般的な方式で、天井に設置されたラジエーターから音声信号を送り、子機(受信機)の受光部で受信します。受光部が覆われてしまうと使用できない、もしくはノイズが乗るため、取り扱い方法を周知する必要があります。
無線式 赤外線式と違い、受光部はないため、どのような向きでも使用でき、ポケットに入れても受信可能です。ただし、近くで同一の周波数帯の無線が用いられた場合は混信が起きる場合があります。
LLシステム 204教室に設置されたリスニング教材を用いた授業などで使用されるシステムです。同時通訳用途で使用することも可能ですが、同時通訳専用の設備ではないため、チャネルという概念はなく、実質1チャネルのみ使用可能な同時通訳設備と捉えることができます。