2024年9月3日に行われた学内会議において、TMS(テレプレゼンスモバイルシステム)が音声録音に活用されました。
本学では、Alを活用した自動文字起こしにより、今後の会議議事録作成の効率化を目指しています。文字起こしの精度は音声品質に大きく依存しますが、従来の録音には音質の課題がありました。これを改善するため、TMS万能型の実験機に搭載された8台のワイヤレス卓上マイクを使用し、音質を向上させました。
現在、本学では3台のTMS万能型を運用しており、そのうち1台は実験機として、様々な先端技術を取り入れています。今回使用されたTMSには8台の卓上ワイヤレスマイクが搭載されており、参加人数の多い会議も高品質に録音できます。各マイクは音声を受信し、エコーキャンセルなどの処理で音質を向上させます。また、PTZカメラと連動し、マイク付近の発言をトリガーとして話者に自動でカメラを向ける「カメラオートメーションシステム」も搭載されています。
オンラインと対面を融合させた「HyFlex」形式の授業やイベントを実施する際には、ぜひTMSをご活用ください。